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2022.06.02

たたみの松本の強みとは – 長く、多くのお客様とお付き合いをしている理由-




こんにちは。「たたみの松本」副社長の今井キヨです。
寒さ厳しい冬が終わり、うららかな春の訪れに心が安らぐ日々を迎えております。

大正10年に創業した“たたみの松本”は、昨年で創業100年を迎え、昔も今も多くのお客様に支えられここまでやってきました。決して平坦な道ではありませんでしたが、振り返るとそれらの経験が“たたみの松本”の「今」の土台になっているのを実感します。

第2回目の『松本のたたみ通信』では、今の当社が多くのお客様にご提供できている価値、すなわち「強み」とは何なのか?について、その背景や実際のお客様の声もふまえて、ご紹介をしていきたいと思います。

毎朝全員で唱和する“経営理念”に込めた想い





たたみの松本では、毎朝従業員全員で経営理念を唱和します。
 
親切・丁寧かつ迅速に
「顧客満足の向上を目指す」
顧客要求事項の徹底
・・・お客様の要求に120%で答える
品質管理の徹底(高品質・高精度の畳)
・・・伝統の技術と先端技術を融合
   プロの意識(納得出来る施工)
安全管理の徹底
・・・何ごとも心にゆとりと集中力
納期の厳守
・・・お客様への最低のマナー
   1度で信頼を無くす原因

当然のことですが、この経営理念はお客様へのアピールのつもりではなく、社員全員が“お客様のために”心を一つにするための指針として、約30年前に決めたものです。

30年前の当社には、数億円を超える莫大な借金がありました。
正確には、これからの事業の継続と発展のために、設備導入などを含む投資のための借金です。
 
かなり大規模の投資でしたから、さらに気を引き締めて経営をしていかねばならないと思いましたし、やはり社員たちにも頑張っていただかないといけないと思いました。
 
仕事が忙しくなればなるほど「私たちは何のために仕事をするのか」ということが曖昧になってしまうことがあります。ロボットではなく、人が人として働く以上、自分で判断を求められることがある。
そんなときに“私たちの原点”は何なのかに立ち戻るために、これらの「経営理念」を作りました。
 
一番に盛り込んだのは、当社2代目今井五郎が大切にしていた「親切ていねい、誰にでも優しく」という言葉です。
これは、藍綬褒章をいただいたお祝いに小学校の先生が色紙に書いてくれた言葉でもあるのです。
 
「誰にでも親切に」
 
自分に余裕があるときは、他人に優しくすることができると思います。
しかし、逆に自分が苦しいときに、他人に優しくするのは、難しい…。だからこそ、それができる人は偉大だと思います。
 
そんな背景と想いを込めたのが「親切・丁寧かつ迅速に」という言葉だったのです。



 

お客様のご要望に応えるために、大切なこと

 
お客様から「こういう畳がいい」「こういう畳縁がいい」などのご要望を受けることも多々あります。現在、畳表も畳縁も、非常に多種多様な種類があるので、必ずしも当社で在庫がある(または定番で仕入れているもの)とは限りません。
 
そんなときも、手間はかかりますが、全ての問屋に問合せ、ご要望通りの商品を仕入れます。
類似品があることもありますが、最初から類似品を提案することはしません。まずは、お客様のご要望に1番に応えることを徹底しているのです。
 
これこそが、経営理念として掲げる「顧客要求事項の徹底」です。


 

「顧客要求事項の徹底」でも、例外もある。

 
「お客様のご要望に応える」ことを徹底している当社ですが、それよりももっと大切にしていることがあります。
それは、その商品が本当にそのお客様に必要か?ということ。
 
あるとき、高齢のお客様からふすまの張替えのご依頼をいただきました。
(※当社では、畳だけでなくふすまの張替えなども行っております)
「使用して欲しい」と言われたふすま紙は、それまでに使っていたものと同じもの。
 
そのふすま紙は大変高価なもので、当社の“商売”としては大変ありがたいご依頼ではありました。
しかし「どうしてもそのふすま紙が良い」というわけではなく「とりあえず前と同じ」では、もったいない気がしました。
なぜなら、高齢の方であれば、ふすまにお金をかけるより、今の生活やこれからの人生を豊かに過ごすほうに、お金を回したほうが良いのでは?と考えてしまったのです。
 
その旨を正直にお伝えし、ご提案したところ、お客様には大変喜んでいただけました。
 
正直、悩むこともあります。
会社を経営する上で「利益」は大切ですから、利益を追求するなら、より高いものを売ったほうが良いに決まっています。
 
でもそれは「親切」ではありません。
大切にしている、経営理念に反することです。
 
私たちは、お客様のご要望を叶えるために全力を尽くしますが、それ以上にお客様の年齢やライフスタイルに合わせた、「本当に必要なもの」を考えた上でのご提案を大切にしています。
 
金額の大小に関わらず、お客様にとっての大事なお金を、どこにどう使っていただくかまで考えてご提案するのが、“たたみの松本”ができる、最大限の「親切」だと考えています。
 

見えないところまで誠実な仕事をするのが、
私たちの“プライド”





畳には、中国産と国産があります。
失礼ながら、一般の方で、中国産と国産の違いをパッと見抜ける人は少ないと思います。
 
また畳の品質を保証するものとして、JIS規格とJAS規格があり、等級の判定には細かい基準が設けられています。公共の建物に使用する際には、それらの規格の基準が指定されることもあります。
 
しかし、それも一般の方には中々分かりにくいものです。
例えば、畳の裏面に至っては、敷いてしまえば見えなくなるので、畳表を縫い付けている針足の幅は何ミリだとかもきっと分からなくなってしまいます。
 
そんな見えない場所でも、規格に沿った正しい品質に仕上げるには、手間がかかります。
使用する機械もしっかりした手入れもされているものでなければいけません。
 
手間もコストもかかりますが、たたみの松本では、経営理念「品質管理の徹底」に基づき、決して手を抜くことはありません。
 
「口ではどうとでも言える」と思われてしまうかもしれません。
 
しかし、当社の社員にとって、この「見られていなくても、きっちりやる」という仕事のやり方こそが、自分自身の「誇りと自信」につながっています。
そういう人たちにとって、見えないところで手を抜くというのは、辛いことでしかありません。
 
たたみの松本の品質は、社員たちの仕事に対する“誇りと自信”が担保していると言っても、過言ではないと思っています。
※もちろん社内の仕組みとしても、規格に沿った品質管理行っておりますので、ご安心ください。
 

安全管理も、納期厳守も、すべてはお客様のため。

 
私たち社員1人ひとりが「いい仕事」ができれば、それこそが、お客様のためになります。
だからこそ、会社として社員の健康・安全管理は徹底をして、社員自身にも気をつけてもらうようにしています。
 
ありがたいことに、当社は栃木県内だけでなく近県の群馬や福島でもお仕事をさせていただいています。
しかしながら、宇都宮からの移動には時間がかかりますから、事故のリスクは上がります。
当然ではありますが、車の整備・点検の徹底はもちろんのこと、帰りが遅くなる場合は宿泊も視野に入れています。
 
ほかにも、ガソリンはいつも入れておく、靴は出船に揃えることで、何かあった時はすぐ靴を履いて外に出られるようになど、細かいことも大切にしています。
私たち自身に何かがあっては、いざお客様に頼られた時にお役に立つことができなくなってしまうので「安全管理の徹底」は自分たちだけのためではなく、お客様のためでもあるのです。
 
また「納期の厳守」も徹底しています。
こんなことを言うのは、お恥ずかしいのですが、実は私より社員たちのほうが「納期の厳守」の意識が高いと感じています。
経営する側の本音とすれば、お仕事はいっぱいあったほうが良いですし、どんどん仕事を入れていきたいと思ってしまうのです。
しかし仕事を入れすぎると、現場の作業や納期に無理が出て、納期に遅れが出るリスクも上がります。
 
私はよく現場の責任者に「(あまり仕事を入れすぎると)お客様の迷惑がかかってしまう」と言われるのですが、これは本当にありがたいことだと思っています。
現場の社員から、お客様のことを一番に考えてくれた発言が出るのは、嬉しくて誇らしいことです。
 

1畳から数百畳まで対応できる畳店は、ほとんどない





地域密着でやってきた当社は、個人のお客様の畳1畳、ふすま1本からでも仕事を承っております。
その一方で、企業様や公共施設からご依頼される、何十畳や何百畳もの畳の張替え(またはふすまの張替え)などにも対応が可能です。
 
個人の方も、大きな企業様も、県庁や市役所も、全てが私たちの大切な「お客様」です。
長きにわたって、人材を育て、機械を揃えてきたことが、現在の「あらゆるお客様のご要望を叶えられる体制」となっています。
 
昔と比べて、畳店はずいぶん数が減ってしまいました。
個人で営まれている方もいますが、そのような場合、大規模なご依頼へのスピーディーな対応は難しいかもしれません。
 
例えば、ホテルや旅館などの、何室にも渡る畳替えは、時間が命。
なぜなら、畳を取り替えている最中は宿泊ができないため、ホテル・旅館にとっては大きな機会損失だからです。当社では、1分1秒でも早く畳の張替えが完了できるように対応させていただいています。
ときには、何室にも渡る畳の張替えを、日中だけで一気に終わらせたことも。
 
これは、自社で全ての対応ができる当社だからことできたことだと自負しています。



 

施設の用途によって、最適な「畳」は異なる

 
当社では、個人のお客様に対して、年齢やライフスタイル、好みに合わせた提案を行っていますが、それは企業様へも同じことです。
 
企業様も施設の用途によって、最適な畳は変わります。
 
例えば、高齢者施設なら、滑りにくく転倒しにくい畳。その上で、失禁などの場合にも染み込まない、掃除もしやすい畳表が必要です。
 
スーパー銭湯のような、温浴施設の休憩所や脱衣所であれば、湿気に強く、汚れがすぐに拭き取れるもの。
保育園なら、アレルギーやカビなどに配慮した素材。そして、畳縁には、動物などかわいらしいものを提案すると喜んでいただけます。





ご依頼してくださるのは企業様ですが、畳を使うのはやっぱり「人」ですから、使う人に合わせて最適な提案ができるよう日々学びを続けています。
 

長きに渡る信頼の秘訣は、やっぱり社員たち





本当にありがたいことに、毎日多くのお客様からご依頼をいただけています。
「これほど多くの方から、長くご評価をいただける理由は何か?」ともよく聞かれるようになりました。
 
理由を考えると、ここまでにお伝えした、スピーディーな対応や提案力の高さもあるとは思います。
また、公共工事やゼネコン様からなどのご依頼は、建設業許可証の有無や、社員の健康診断書の提出など、企業としての信頼性の証明も必要なのですが、その点でも当社は信頼を積み重ねて参りました。
 
しかし考えれば考えるほど、一番は「たたみの松本には、いい社員がたくさんいるからだ」ということにたどり着いてしまうのです。
 
お客様からは、よくお褒めの言葉をいただきます。
「挨拶がきちんとできていいね」、「一生懸命やってくれてありがたい」「ちゃんと靴をそろえて上がって、教育がきちんとされている」など様々です。
 
社員には「お客様のものを、自分のものと同じように大切に扱うように」と伝えています。
 
本来は、畳を納めるまでが仕事です。
しかし、当社の社員は現場の清掃や拭き掃除までやって帰ってきます。
 
そういう姿を見たお客様は、「本当にきれいになった、ありがとう」という言葉をかけてくださいます。
逆をいえば、社員がお客様からそういった言葉をもらえないような仕事をさせてはいけないとも思っています。
 
多くの畳店が機械化を進め、畳店ごとに大きな技術差はなくなってしまいました。
だからこそ、これからの時代は、対応する「人」が、サービスの質やお客様の満足度を左右するのではないかと思うのです。
 
経営理念ができて約30年。
社員を見ていると、「親切・丁寧かつ迅速に」が、しっかりと根付いているのを感じます。
 
あまり自社の社員を褒めすぎるのもどうか、と思われるかもしれませんが、やっぱり当社の強みは「いい社員がいること」だと思うのが、私の本音なのです。
 
1畳でも数百畳でも、全てのお客様のために当社自慢の社員が「親切・丁寧かつ迅速に」対応をさせていただきます。
たたみ・ふすまのご用命は、ぜひたたみの松本までお待ちしております。